お店に行っても、また30cmがなかった

靴が欲しくてお店に行く。気になる一足を見つけてサイズを見ると、最大は28cmか29cm。店員に聞いても30cmはなく、何も買わずに帰る。

ネットなら見つかると思って「大きいサイズ 靴」と検索しても、表示されるのは29cmまでの商品ばかりです。30cmの靴を探しているのに、商品ページを一つずつ開いてサイズを確認し、また検索結果へ戻る。この繰り返しになります。

私自身も学生のころから、同じ靴探しを続けてきました。デザインや履き心地を比べる以前に、まず30cmがあるかどうかを探さなければならない。足が30cmというだけで、靴を「選ぶ」前の段階に時間がかかります。

この不便を減らすために作ったのが、30cm靴図鑑です。

結論:30cmは、一般的な売り場の中心から外れている

30cmの靴が見つけにくい大きな理由は、日本の一般的な男性向けサイズ帯から離れているためです。

日本皮革産業連合会が公開する「2021年 大人の足サイズ計測」では、男性の足長で最も多かったのは25.0cm、次いで25.5cm、26.0cmでした。この3サイズで計測対象の約半数を占めています。

これは靴の販売数を示すデータではありませんが、30cmが主要な足長帯から大きく離れていることは分かります。多くの人が履くサイズを中心に商品や売り場が構成されると、30cmの選択肢はどうしても少なくなります。

つまり、探し方が悪いわけではありません。30cmが一般的な靴売り場の中心から外れているため、普通に店内を見たり「メンズ 靴」と検索したりするだけでは、候補にたどり着きにくいのです。

30cmの靴が「ない」のではなく、情報がまとまっていない

30cmの靴自体は存在します。当サイトでも、スニーカー、革靴、ローファー、ブーツなど、複数のブランドで30cmに対応する商品を公式ページから確認しています。

それでも見つけにくいのは、30cmの情報がブランドやショップごとに分散しているからです。「大きいサイズ」という分類には27.5cmや28cm、29cmも含まれ、30cmだけを探している人向けには整理されていません。

さらに海外ブランドではUS・UK・EU表記も混ざります。30cmに相当する表記はブランドによって同じではないため、検索結果だけを見て候補を拾うのも簡単ではありません。

30cmの選択肢が少ないことに加え、その候補が一か所に集まっていない。この二つが重なり、「探しても見つからない」という状態が起きています。

最初から「30cmがある靴」だけを探せるようにした

30cm靴図鑑では、ブランド公式ページで30cmまたは30cm相当のサイズを確認できた靴をまとめています。

一般的な靴の検索では、気に入った商品を見つけてから30cmの有無を確認します。このサイトでは順番を逆にして、30cmがあると確認できた候補の中から、ブランドや種類を選べます。

  1. 30cmの靴一覧を開く
  2. スニーカー、革靴など欲しい種類で絞る
  3. 気になる靴の詳細で、公式サイズ表記や特徴を確認する

これまで一足ずつ商品ページを開いていた時間を、実際に履きたい靴を比べる時間へ変えることが、このサービスの目的です。

実店舗で履き比べたい場合は、30cmの靴を買える専門店と来店前の確認方法で、専門店・店舗在庫検索・店舗受取の使い分けを紹介しています。

30cm表記だけでなく、足幅・足囲も確認する

30cmの候補を見つけたら、次に確認したいのが足幅と足囲です。足と靴と健康協議会は、日本の靴サイズが足長だけでなく、足囲または足幅も含めて表されると説明しています。

同じ30cmでも、細身の靴と幅広の靴では履き心地が変わります。まず左右の足長と足囲を測り、可能なら両足で試着して歩いて確認してください。

30cmのまま幅を比べたい場合は、2E・3E・4Eを公式ウイズで比較した記事で、スニーカーと革靴の具体例を紹介しています。

30cmの靴をブランド・種類から探す

30cmの靴探しでよくある質問

30cmの靴は本当に少ないのですか?

一般的な男性向け売り場の中心となるサイズより、選択肢は少なくなります。一方で、30cmを展開するブランドや商品は実際にあります。見つからないのは、30cmの商品情報がブランドをまたいで整理されていないことも大きな要因です。

「大きいサイズ」で検索しても30cmが出ないのはなぜですか?

「大きいサイズ」は30cm専用の分類ではなく、27.5cmや28cm、29cmまで含むためです。30cm靴図鑑では、公式ページで30cm相当を確認できた靴だけから探せます。

足長が30cmなら、30cm表記の靴を選べばよいですか?

足長だけでは決まりません。足囲・足幅や靴の形によって履き心地が変わるため、公式のサイズ案内を確認し、可能なら試着してください。